◇親業ってなあに?

親業とは

親業とは、「親としての役割を効果的に果たすための訓練」という意味で、1962年米国の臨床心理学者トマス・ゴードン博士によって始められたコミュ二ケーションプログラムです。
臨床心理学、発達心理学、教育学など、行動科学を基礎としています。親子関係のみならず、配偶者、自分の親、近所の人、職場、学校、看護・介護の現場等あらゆる人間関係に効果的です。
そして、関わりごとに効果的な対応法を身に付けるため、練習・訓練する場として様々な講座があります。

親業の3つの柱
1.聞く…相手が悩みを抱えたとき、相手自身で考え乗りこえていけるよう手助けする聞き方

2.話す…自分の気持ちや考え方を率直に伝える

3.対立を解く…相手と欲求や価値観が対立したとき、お互いが満足できる解決策を探します

この3つの柱を日々実践していくことで、信頼関係が築かれたり、深まったりします。
親子であれば、さらに関係を深められる機会が増え、親として大切にしている価値観が子どもの心に届いていくのです。
その他の関係でも、各講座で目指す様々な効果が期待できます。

◆トマス・ゴードン博士◆
1997年~1999年まで、3年連続ノーベル平和賞にノミネートされ、1998年全米心理学財団よりゴールドメダルを受賞。2002年8月に亡くなりました。

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